アーユルヴェーダはインドに伝わる伝統医療で、起源は古く、中国に伝わる漢方などの東洋医学もアーユルヴェーダからの起源だと言われています。

西洋医学と大きく異なるのは、
西洋医学が病気を扱う医学だとしたら、
アーユルヴェーダは健康を扱う医学だということ。
例えば何かの機械が壊れた時に、
西洋医学ならまず先に壊れた部分を取り外して修理するのに対して、
機械の全体をみて再び動き出すように機械の動く道を整えていくのがアーユルヴェーダです。

だからアーユルヴェーダは病気の人だけを扱うのではなく、
健康な人、健康だと思っている人、なんとなく調子が悪いけれどどこが悪いと指摘されたわけではない人、もちろん病気の人も、
全ての人がさらなる健康を求めて診療を受けることが出来るのです。

そして健康と一言で言っても、
西洋医学でいうとこのどこも悪いところがなければ健康というのではない気がする。

こころとからだとそして食べ物や環境や外側のものとも全てのバランスが整って、穏やかに生きやすく過ごしていることこそアーユルヴェーダでいう健康なのだと、
そんな風にわたしは思っています。


*南インドでよく飲まれている白湯。ピンクなのはなんかの植物の色。ここのは生姜やカルダモンの香りがほんのすこーし。


わたしが初めてインドでアーユルヴェーダの診断を受けたのは5年前のインドの北部ダラムサラでのこと。
ダライ・ラマのいる場所に行きたくて行っただけなのだけど、泊まった宿にいた日本人の年配の女性に勧められて、面白そうだし時間もあるしとなんの知識もなく受けたのが初めてのパンチャカルマ。

そこで、インド人の女医さんに初めての脈診での診断を受けた時の驚き!
初めての会った言葉も通じないわたしのことも知らないインド人の女医さんが、
脈診と目や舌、爪の状態、身体の簡単な触診の後、
わたしの暮らしや性格や眠りの質や食の好みや食の取り方なんかや生活習慣まで全てのさらっといい当てたのでした。
抱え込んで隠して来たこころの中身もさらさらとさらけ出されたようで、ぽろぽろ涙が出てきました。

ほんとびっくり!!

その後受けた2週間のパンチャカルマでさらにびっくり!!

朝からギーと呼ばれる精製したバターを飲んで全身のオイルマッサージすること1週間。

その後パンチャカルマの5つの方法で解毒。
下剤を飲んでトイレにこもり、
ハーブ液を大量に飲んではかされて、
オイルを使った浣腸をされて、
あれやこれや、ほんと予備知識のなかったわたしにはびっくり!なことばかり。

だけど確実に身体はすっきり軽くなったのです。

そして、それよりなにより、
こころがうんと軽くなった。
*すごく不思議なねこちゃんがいる。インドのねこちゃんは細身です。


アーユルヴェーダの診断は、
患者さんのドーシャのバランスを、メインは脈診で診断します。
あとは目の色、爪の、舌診など。


トリ(3つの)・ドーシャとは

*ヴァータ
空と風に関係し、力の性質は「軽さと動き」
生理機能は運動を支配して、
情報、伝達、輸送、移動をつかさどり、
特に胃や腸のこころの素早い動きなどに影響を与えます。

*ピッタ
火と水に関係し、力の性質は「熱と鋭さ」
生理機能は代謝を支配して、消化力や情報変換の知性につかさどり、肝臓、脾臓などの消化機能、視力や皮膚に影響を与えます。

*カパ
水と地に関係し、力の性質は「重さと安定」
生理機能は構造を支配して、身体の細胞、組織、器官につかさどり、
筋肉や骨、鼻、肺に影響を与えます。

というのは身体に関わる性質で、
トリドーシャはそれぞれ別にこころにも作用します。

この3つのドーシャのバランスでアーユルヴェーダでは10の体質に分けられるそう。

そしてもって生まれたドーシャをプラクリティといい、受胎の瞬間からこの3つのバランスは決まっているそうです。
だけど、環境や仕事、食べ物、人との関わりの中でプラクリティが乱れてきて本来の自分とは違うバランスになることをビクリティ(乱れたドーシャ)と言います。

◯プラクリティ=本来の性質=自然のもの
◯ヴィクリティ=体質の乱れ=自然からの逸脱


わたしのプラクリティはピッタ優勢のピッタ・ヴァータ
これを知って、勉強して、
ものすごく生きるのが楽チンになった。

ピッタの性質は「熱と鋭さ」
バランスの取れているときは
情熱、冒険心、勇敢、リーダー
精神力、満足、知的、集中力
バランスを崩すと
怒り、敵意、皮肉、批判的、他人に厳しい、イライラ、せっかち、攻撃的、無遠慮

その頃もそれまでも、
もうほんとに長いこと自分の内から湧き出る怒りに抗ってきた。
なんでこんなに怒りっぽいんだろうとか、なんでこんなに批判的なんだろうとか、特に20代はピッタが優勢になりやすいので相乗効果で燃えていたのです。
いろんなことに。
自分の内の怒りに向き合い続けて、許せない自分を許せないと思い続けて、
そんな自分をまた人のせいにしてさらに憎しみが生まれて、
だけどヴィパッサナに出会ってから人のせいではなくて、すべて自分の内から生まれたことだと理解して、
さらに考えても仕方ないから気楽に生きようという風に落ち着いて、
嫌悪や執着を手放してきた頃に出会ったアーユルヴェーダで、
わたしの自分と向き合うという修行はいったん終わったのでした。

長い修行の結論は、

性質だから仕方ない!!笑


表裏一体、
ドーシャには表と裏の面があって、
それぞれにバランスを取り合ってる。
怒ってるときには怒ってる理由、その時の気分や今の環境、食べたもの、最近の習慣とか、
客観的に向き合ったらそうか、これがこれでほんでこんなに腹立つんや、
よしよし、でも大丈夫、それがあなたの性質やから自分がしんどくないように整えていこうって思えるようになったのです。
怒りの矛先に向かうのではなく、
怒る自分を責めるのでもなく、
自分に向き合って整えるのです。
さらりと。
そうすると、ずいぶんと生きることが楽しく楽になった。

人に対しても、
あーあの人ずいぶんとピッタが荒れてるなーとか、
ヴァータが乾きすぎやんオイルマッサージしたほうがいいんちゃうかなとか、
カパの幸せな部分がいっぱいの人やなーステキーとか。
そうやってみることが楽しくなった。
いい人にならんでいい、他の誰にもならんでいい。
本当の自分になったらそれでいいのだ。


今回の診断もプラクリティはピッタ優勢のピッタヴァータ
ビクリティはヴァータが乱れすぎとのこと。
そりゃそうだ◯あんだけ働いたし、ここんとこ気持ちもざわざわ動いてたもん。

後は今回の改善したい病状を相談。
いつもの腸の調子と、
ひわさをはじめてからずっと続いている左後頭部の偏頭痛。もうますますひどくなって、あかんとは思いつつも最近は半年に1箱くらいEVEを飲みきるほどだったのよ。
あともちろんアンチエイジングと♪♪

診断結果から毎日飲む薬が決められて、
それぞれのビクリティをプラクリティに近づけバランスを取っていくために、
治療法や食事も人によって変わってくるそうです。
わたしは明日からスネハナという例の毎朝ギーを飲む治療がはじまります…。
寝起きの空腹時に油飲むとか…。
そしてスネハナの間は外出も運動も禁止。ひたすら自分と過ごすことになります。


アーユルヴェーダの診断で、
まずは本当の自分を知って、
こころとからだといろんなバランスを整えながらいきいきしあわせにしかし自分らしくらくーに生きていけたらそれだけでしあわせ♡丸儲け◯


本日のマッサージはシンクロームマッサージという昨日のオイルマッサージのふたりががりバージョン!
たっぷりのオイルと4本の手で左右からマッサージしてくれます。
なんてことだ。

そして午後のマッサージはナスヤ
ナスヤについてはまた今度。


朝ごはんは発酵させた米粉のパンケーキとこのピンクのんむっちゃ美味しかった!んやけどコックさんが英語苦手そうで何が入ってるのかきけんかった。
ココナッツとニンニクとピンクはニンジンとか?生姜も入ってたなんやかんやすりおろしたようなもん。

ランチ◯ビーツはココナッツと少しマサラ味とカレーリーフも。
スープは野菜たっぷりのスパイス控えめの優しいカレー。
なんとライスにザクロの実!玉ねぎのみじん切りとマスタードシード、ココナッツミルク和え。
野菜のサラダかと思いきやフルーツいっぱい。
ピーマンと人参きゅうりにパパイヤパイナップルマスカット!これなら家で出来そうだ♪

夕飯の前のお薬。
これがほんまに具合が悪くなりそうなほど苦い味…。
スープは熱々で野菜の旨味の優しい味。 
豆のカレーと野菜炒め。
右のは何かわからんかった…笑
グルテンミート的な?
でも今日も美味しくいただきました。

明日からはスネハナ食なので味のうすーいシンプルなものになるらしい。
けどそれもまた楽しみだ♪